アイコン アイカ工業/3月期決算 強し

同社は、ブランド力の強さなのか、開発商品が時流に乗っているのか、建築市場が大きく低迷するなか堅調といえる。
各種接着剤は、家具等向けは不振であるが、自動車向けや太陽電池向け及びコンクリート補修材などが伸張して、化成品の売上高は総じて減少したものの増益を果たしている。

アイカといえばポリ板・メラ板である。建材事業は、特にメラ板は前期も高意匠の製品を投入、ポストフォームとの連動などにより圧倒的な強さを呈している。しかし市場の縮小から減収減益となった。
他にプリント配線基板や化粧品会社向けなどへの有機微粒子などを展開しており、付加価値の高い製品が多いのが同社の特徴。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期実績
87,609
7,006
7,024
3,585
10年3月期実績
80,984
7,436
7,644
4,452
11年3月期予想
86,000
8,000
8,200
4,800

[ 2010年5月 4日 ]
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