アイコン オリックス/3月期 営業利益大幅ダウン

同社の法人金融サービス事業は、ファイナンス・リース投資および営業貸付金の平均残高が前連結会計年度に比べて25%減少。貸倒引当金繰入額は、高水準にとどまったものの、不良債権の新規発生は前第3四半期連結会計期間をピークにその後大幅に減少。 

メンテナンスリース事業は、自動車リースやレンタル事業であるが、前期比6%減で比較的安定。不動産事業は、オフィスビル・商業施設などの開発・賃貸事業においては、賃料の下落傾向が続く中、利回り維持。不動産売買市場は、賃貸不動産の売却を控えた結果、売却益は前期比大きく減少。分譲マンションは販売戸数が前期の3,038 戸から1,530 戸へ減少。投資銀行事業は、不動産ファイナンス事業では資産圧縮や新規実行の抑制の結果、前期633億97 百万円の損失から119億60 百万円の損失に減少。などにより、次表の結果となっている。 

連結/百万円
売上高
営業利益
税引前利益
当期利益
09年3月期実績
1,053,521
53,355
8,687
21,924
10年3月期実績
932,841
29,571
55,608
37,757
11年3月期予想
920,000
 
 
57,000
10年3月期実績
総資産
純資産
株主資本
株主資本率
 
7,739,800
1,316,461
1,298,684
16.8%

[ 2010年5月11日 ]
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