日本工営 3月決算/増収増益 天下り3人
同社は建設総合コンサル会社であるが、国内建設コンサルタント事業は、防災通信ネットワークシステムの設計など公共事業のIT(情報技術)化業務や、河川計画、土壌環境調査および道路橋梁の設計に係る業務が増加したため、受注高は前期比5.9%増の366億50百万円、売上高はほぼ前期並みの359億31百万円。
海外建設コンサルタント事業は、JICA(国際協力機構)発注の調査業務などが増加するとともに、中南米工営(株)が、当期より連結対象に加わったため、受注高は前期比5.5%増の201億58百万円となり、売上高は前期受注したイラクやベトナムの大型案件の売上計上が寄与したため、前期比14.5%増の167億22百万円となっている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年3月期実績 | 64,198 | 1,728 | 1,641 | 300 |
10年3月期実績 | 65,095 | 3,367 | 3,644 | 2,025 |
11年3月期予想 | 68,000 | 3,000 | 3,100 | 1,600 |
ODA案件に強い同社であり、調べたら3人役員に天下りしている。役員以外にどれほど抱えているか知る由もない。
[ 2010年5月21日 ]
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