アイコン 佐世保重工業・アプライド・サイタH・筑邦銀行/3月決算発表

佐世保重工業/3月期堅調 世界の造船市況付
世界の造船業界は、造船各社が一定の受注残を抱えていることや海運市況の低迷、船舶金融収縮の影響等により新造船商談の進展が遅れた結果、2009年の世界の新造船受注量は、前年比▲63.1%減少して32,495千総トン。また、日本の新造船受注量も前年比▲49.6%減少して7,426千総トンとなっている。
一方、新造船供給能力は増加を続け、2009年の世界の新造船竣工量は前年比13.6%増加して史上最高の76,914千総トンとなっており、日本の新造船竣工量も前年比1.3%増加し18,893千総トンとなっているとしている。

佐世保重工業は、当期末の連結受注残高は前期比▲27.2%減少の1,742億12百万円となっているが、前期は何故か受注していないとしている。

 
2004年頃からの中国景気から、造船市況の大幅好転で新造船ラッシュ、大型バラ積船が持て囃されたが、追って中型船を得意とする同社にも仕事が回ってきた。世界景気の回復には時間がかかり、今後は小回りが効く中型船が活躍するものと思われ、恩恵ありか?
鋼材の値上がりは要注意。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期実績
77,464
7,051
6,939
3,091
10年3月期実績
63,692
8,031
7,400
3,733
11年3月期予想
65,000
6,000
5,700
3,800

[ 2010年5月17日 ]
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