コンクリ二次製品のヤマウ/3月決算 増収増益 新体制の底力発揮か
同社は、奈落の底まで落ち込み、福銀のDESにより再起を果たしている会社であるが、新体制化で、事業環境に抗して前期は増収大増益を果たしている。
同社は、九コンと06年8月業務提携して九コン販売㈱を設立しているが、88.9%の株を持ち子会社、単体は九コン販売を通しても販売している。
生き残りのためには、九州各地でジリ貧に陥っている二次製品企業を安価に買収するなどの方策も必要となろう。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
07年3月期実績 | 13,205 | 334 | 370 | 327 |
08年3月期実績 | 13,382 | 174 | 165 | 143 |
09年3月期実績 | 13,328 | -133 | -133 | -254 |
10年3月期実績 | 14,859 | 718 | 721 | 286 |
11年3月期予想 | 12,997 | 283 | 176 | 134 |
なお、子会社の光洋システム機器(春日市)は、本業と全く異なる金融機関向けの金銭登録機などの販売及び保守事業を行っている。必ず儲かる事業であり、福銀出身の役員の方の肝いりであろう。
[ 2010年5月14日 ]
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