アイコン 三洋電機 太陽電池モジュール 2010年度末までの生産能力倍増

三洋電機は、政府や地方自治体による設置補助金、及び、政府による太陽光発電の買取制度により大きく需要が拡大、太陽電池の需要が旺盛な国内市場に対応するため、二色の浜工場(貝塚市)、滋賀事業所(大津市)の「HIT(R)太陽電池モジュール」生産能力を増強する。

二色の浜工場は現在の35MWの生産能力から、工程改善により5MWの能力増強を実現し40MWの生産能力とする。また滋賀工場は現在100MWの生産能力を、2010年度末に向けて100MWの増強、国内の旺盛な需要に対応するため、設備装置の増設により更に50MWの追加増強を行い、あわせて250MWの生産能力を実現するとしている。
三洋電機は、HIT(R)太陽電池セルの生産を二色の浜工場、島根三洋電機㈱の2拠点で行っており、一方、モジュール化は、国内2拠点(二色の浜工場、滋賀工場)、海外2拠点(ハンガリー工場、メキシコのモンテレー工場)で行っている。今回、モジュール化工場の国内2拠点を増強することで、需要の旺盛な国内市場に向け対応する。
三洋電機は、HIT(R)太陽電池セルの生産能力を2010年度末に現状(340MW)の約2倍となる600MW規模へと引き上げる。二色の浜工場、及び、島根三洋電機において、HIT(R)太陽電池セルの増産設備を導入中。今後も世界三大市場である日本、欧州、北米の需要に対応した生産体制を構築する。
 

[ 2010年6月16日 ]
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