ケア21／中間期　介護報酬改定分は全額社員に還元

平成21年４月の介護報酬の改定は、アップ分全額を従業員の処遇改善に充当したが、今後においても更なる処遇改善を行い、介護従事者の給与水準の向上を図り、介護業界における社会的評価を高め、人財確保につなげるとともに定着率を高め、従業員のモチベーションの向上を図っていくとしている。どこぞやの悪徳業者が買収した老健施設とは雲泥の差である。

同社の新規ステーション・施設の開設は、第１四半期に引き続き平成22年２月グループホーム「たのしい家千葉中央」、３月(大阪市西区)、（大田区）、（横浜市神奈川区）の３ステーション、４月（横浜市神奈川区）にグループホーム「たのしい家神奈川三枚町」の計５拠点を開設。また、５月においても大阪市住吉区、東京都板橋区の２ステーションおよび神戸市兵庫区にグループホーム「たのしい家湊川」を開設している。

同社は、買収買収で汗をかかず老健施設で一儲け企む上場企業とは一線を画している。

連結/百万円	売上高	営業利益	経常利益	当期利益
09年10月期中間期	2,985	77	54	154
10年10月期中間期	3,628	40	158	74
10年10月期予想	7,600	190	350	180