アイコン 東建コーポレーション/4月決算

同社は、サブリース事業は、一括借り上げ制度による入居者様からの家賃収入の増加、及び管理物件数の増加により、売上高は前期を上回った。一方で、景気低迷の影響を受け、サブリース経営代行システムの支払家賃が増加傾向にあったが、年度後半より入居仲介促進のための各種施策に積極的に取り組み、当年度末の入居仲介繁忙期に備えて足場固めに注力した。それらの効果により賃貸建物の当連結会計年度末の入居率は95.5%となり前年同月と比較して0.1%減少しているが、大幅に改善することができた。 

その結果、連結業績における不動産賃貸事業の売上高は873億23百万円(前期比10.3%増)、営業利益は8億60百万円(前期比48.1%減)となった。
 建設事業は、当年度より「工事契約に関する会計基準」を適用しており、完成工事高には81億55百万円の工事進行基準の新規適用分が加味されている。前年度後半以降、受注高が前年を下回っており、完成工事高も減少している。
住宅設備及び建材販売子会社については、新製品の導入、商品販売力の強化をした。
その結果、連結業績における建設事業の売上高は、1,315億30百万円(前期比15.0%減)、営業利益は121億17百万円(前期比11.9%減)となったとしている。
 11年4月期については、金融機関の施主に対する建設資金の融資姿勢は依然として厳しい状況で推移すると予測しており、当年度の受注及び受注残が減少していることが完成工事高に影響を及ぼし、建設事業における売上高が減少することとなるとしている。

連結/百万
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年4月期
237,674
9,621
10,153
4,914
10年4月期
221,650
6,335
7,008
3,859
10/3 / 09/3
93.3%
65.8%
69.0%
78.5%
11年4月期予想
213,882
4,435
5,171
2,744

 
[ 2010年6月14日 ]
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