アイコン 死ンドラーエレベータ/ロープ破断

国交省は、渋谷駅東口歩道橋エレベーターのワイヤーロープの破断について、当該エレベーターを管理する国土交通省関東地方整備局東京国道事務所等から次の通り報告を受け公表した。

1. 概要
不具合発見日時:平成22年4月23日(金)13時10分頃
発生場所:渋谷駅東口歩道橋エレベーター(3号機)
被害者:なし
 概 要: 当該エレベーターの点検日に、保守業者が運転停止状態になっていることを発  
見。保守業者が調査を行った結果、3本あるロープのうち1本が破断しており、安全装置が異常を検知して運転停止状態になったことが判明した。
国土交通省住宅局建築指導課には、平成22年5月24日に特定行政庁の渋谷区から報告があり、情報収集を行い、今般、公表に至ったもの。

2. 建築物概要
 確認済証交付:平成17年8月31日
 検査済証交付:平成18年1月27日(設置完了日)
エレベーター製造業者:シンドラーエレベータ(株)
エレベーター保守業者:シンドラーエレベータ(株)
 エレベーターの定期点検:平成22年3月23日
※シンドラーエレベータ(株)の昇降機検査資格者が定期点検を実施。

3. 今後の対応
○ 建築基準法第12条第5項に基づき、シンドラーエレベータ(株)が現在保守点検している全てのエレベーターのロープについて、緊急点検の実施及び結果の報告を求めるよう、全国の特定行政庁に通知する予定。
○ 今回の事故に関する事実関係については、引き続き、渋谷区、設置者・管理者である国土交通省関東地方整備局東京国道事務所等を通じて情報収集。

シンドラー社のエレベータ事件:「シティハイツ竹芝」に設置されたシンドラー製エレベーター2基のうち1基で、自転車に乗ったまま乗降中の高校生が、扉が開いたまま突然上昇したエレベーターのかご部分と建物の天井との間に挟まれ折りたたまれて死亡する事故が発生した。これに対してスイスのシンドラーグループ本部は、「(事故は)欠陥ではなく他社の不適切な保守点検か、閉じ込められた乗客による危険な行為が主因」とする声明を発表している。これに対して弱腰日本政府は、シンドラー社に対して3ヶ月間の指名停止処分で茶を濁し、適切なる処罰を与えていない。いつまでたっても白人さんに弱い日本政府。
日本は外圧に弱い国であり、同社のエレベータは官庁関係や公団住宅によく使用されている。

[ 2010年6月 1日 ]
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