東日本ハウス/やっと業績回復基調に
住宅会社の同社は、過去銀河高原ビールに現を抜かし、97年10期は1,432億42百万円あった売上高も526億37百万円に、409億57百万円あった自己資本も73億59百万円となってしまった。それでも過去の蓄積が物を言い、破綻は喰い止められた。そのため事業規模は縮小したものの、銀河高原ビールやバブルに乗り作ったホテルやケンジワ-ルドなど今でも経営している。
本業の方は、タマホームの東北侵略にもめげず、30万円台の家を開発するなど積極化させている。本業に経営資源を集中させる体制にやっと整ったことで、このところ業績も浮上、危機的な不安要素はなくなっている。
6月1日、10月決算の予想を修正した。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年10月期実績 | 52,637 | 2,574 | 1,699 | 1,353 |
10年10月期前回予想 | 51,960 | 3,900 | 3,100 | 2,680 |
10年10月期今回予想 | 52,100 | 4,100 | 3,300 | 2,860 |
同社の「やまと」シリーズは過去定評があった。進化させているのであろうか。
[ 2010年6月 2日 ]
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