アイコン サダマツ 遠い100億円/第③四半期 減収減益

長崎県出身のサダマツは、今や本社は東京。女性のニーズに対応しきれず、ジリ貧状態である。(何かタマホームと似ている)

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年8月期第③四半期
5,463
135
64
0
10年8月期第③四半期
5,348
71
33
-24
10年8月期予想
7,100
225
155
35

福岡のストーンマーケット(非上場)は、ジェムストーン・天然原石、シルバーアクセサリーなどを加工販売し、年商115億円を計上している。今流行のパワーストーンも扱い、宝石は高いから買えないが、天然石のアクセサリーは身に付けたいとする女性から圧倒的に支持されている。
サダマツは、業界で認められたいと100億円の売上高に固執している。しかし、市場は、好みや価値観の多様化から宝飾の時代は既に過ぎ去っており、今やブライダル市場だけの業界と化かしている。そうした市場に力注ぐより、女性のニーズに対応する商品開発が求められる(当然宝石も必要である)。
女性労働市場は、低賃金のサービス業従業員と派遣社員での就労者が増加し続けている。そうした女性も、温泉旅行や海外旅行など行ったり、アクセサリーも身に付ける。そうした女性のニーズを捉えなければ、女性市場では商売できない。
欧州の宝飾店やブランドは、アラブの王族ご用達や超富裕層で成り立っているのが現実である。日本そうしたニーズはない。
 

[ 2010年7月14日 ]
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