アイコン 首都圏マンションの上半期の発売戸数、前期比27.0%増の2万171戸

15日、不動産経済研究所が15日発表した今年上半期(1~6月)の首都圏マンションの発売戸数は、前年同期比27.0%増の2万171戸と、6年ぶりに前年水準を上回った。

リーマン・ショック後の不況で前年が大幅に落ち込んだことの反動増があるほか、景気の回復傾向を反映し、足元のマンション販売が好調なことが背景。首都圏の分譲マンションの在庫は減っており、特に東京都心部や郊外の駅近隣の物件に人気が高くなっている。
 1戸当たりの平均価格は4712万円と、前年同期より231万円高くなった。発売月内に売れた割合を示す契約率の平均は78.9%と、3年ぶりに好調の目安とされる70%を上回った。
 地域別の発売戸数は、東京23区が33.1%増となったほか、23区以外の東京が41.0%増、神奈川県が16.3%増、埼玉県が55.6%増。千葉県は▲7.4%減だった。
 2010年通年の発売戸数は、前年比約18%増の4万3千戸を見込んでいる。今年6月の発売戸数は、前年同月比66・6%増の5,130戸と、5ヶ月連続で増えたとしている。
 

[ 2010年7月16日 ]
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