福岡県おける5月の住宅着工件数の動向は、分譲マンションが62戸しか着工せず、ドン詰まり傾向にあるなか、賃貸マンションや戸建住宅が堅調に推移した。　
　福岡県の住宅着工戸数は、前年同月比1.9％微増の2,413戸。戸建・賃貸・戸建分譲は上昇している。
・　戸建（持家+戸建分譲）は、戸建の持家が同比19.3％増の853戸、戸建分譲が同59.8％の大幅増の187戸。
・　賃貸物（賃貸マンション+賃貸住宅）は、同54.2％の大幅増の1,294戸。しかし2008年5月は2,613戸であったことからすれば、低水準であり、まだ調整期にあるといえる。
分譲マンションは、62戸と過去最低水準。3月・4月・5月の3ヶ月累計で、08年は3,330戸、09年は2,423戸、2010年は1,378戸と水準をさらに大きく下げている。それも地場大手（ＭＪＲ+西鉄）などに加え、中央進出組中心の開発によるものである。残念ながら地場のデベロッパーは、旧も新興もほぼ全滅状態である。がんばれ！新興デベロッパー。

 詳しくはトップページ右コーナーの住宅着工件数を参照のこと