コスモス薬品の快進撃止まらず/5月期決算発表
同社の快進撃は不況の中、続いている。価格もさることながら主婦層に圧倒的な人気を誇り、新規進出店舗は確実に結果を残している。同社の店舗開発は北上しており、飽和状態のドラッグストアー市場にあって、今後も快進撃は続くものと思われる。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年5月期 | 177,756 | 5,438 | 6,219 | 2,841 |
10年5月期 | 205,387 | 7,153 | 8,214 | 4,401 |
11年5月期予想 | 222,000 | 6,600 | 7,400 | 3,650 |
福岡には、以前岩田屋傘下のサニーというスーパーがあった。店舗作りが旨く、快進撃を遂げていたが、親会社であった岩田屋が実質破綻していく中で身売りされ、社長の松本氏も変わった。今では西友傘下となっているが、福岡では売れない西友ストアーをサニーの名前に変えたりしているが、ダメのままである。社長が変わるだけで大きな違いが生じるスーパーをまざまざと見せ付けられた。
今福岡の食鮮スーパーで勢いがあるのは、ディスカウントストアーのルミエールとトライアルおよび主婦層に人気が高いハローデイだけである。
コスモス薬品とハローデイは、それぞれ色々な企画を打ちたて集客に成功しているのは当然であるが、他に共通しているのが店舗作り、ゴンドラ(商品棚)が長かったり(コスモス)、通路がT字型になったり(ハローデイ)と、客に商品を見せる機会と時間を長くしている点にあると思うが・・・・。
親しみやすく簡単で明るいネーミングの付け方も非常に大事と思われる(主婦受け)。
[ 2010年7月13日 ]
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