アイコン 大和システム/広島市から44億円プレゼント

同社は、都市再開発法に基づき、JR広島駅前で行っている「若草地区第一種市街地再開発事業」において、広島市補助金等交付規則に定める都市計画道路などのインフラや公共的な施設の費用に対する広島市からの補助金収入44億02百万円を受入れ、特別利益として計上したと報告した。

同社が設立した「広島若草都市開発合同会社」は、JR広島駅「新幹線口」の再開発区域において、ホテル・商業施設・オフィス・住居を含む複合開発「若草町地区第一種市街地再開発事業を2008年8日に着工、2010年春竣工予定としていた。同開発事業は、JR広島駅北口前の施工面積約2.9haの土地を活用した複合開発。
広島市の陸の玄関である広島駅前における活性化および賑わい創出や利便性向上への貢献がコンセプトになっている。
地上21階地下1階のホテルと地上13階のオフィスが一体化したホテル・オフィス棟、地上9階地下1階のテラス住宅棟、地上33階のタワー住宅棟の3棟からなり、敷地面積は、それぞれ6,468 平方メートル、5,376.10平方メートル、2,916.57平方メートル。大和システム(株)が開発業務受託者となり、施行は広島若草都市開発合同会社、設計は(株)竹中工務店、施工は竹中・広成・砂原共同企業体が請負っている。
南街区のホテル・オフィス棟には、中四国での「シェラトン」ブランド初進出となる「広島シェラトンホテル」が入居。東側に位置するオフィス棟は開放感ある眺望や充実した機能を完備する。
当補助金は事業主である「広島若草都市開発合同会社」が受け入れるべきではないのだろうか。

[ 2010年7月16日 ]
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