アイコン 社員の給与より、新造船が大事?

船投稿者 =五島の足

九州商船、8月3日に全便スト ボーナス交渉決裂、組合が予告通知

 県内の海運会社などでつくる全日本海員組合長崎支部(牧添正信支部長、19社・自治体、520人)は20日、九州商船(長崎市、美根晴幸社長)との年間臨時手当(ボーナス)交渉が決裂したとして、8月3日の始発便から全便で、同社の組合員122人がストライキに入る、と中村法道知事と県労働委員会に予告通知した。

 通知は労働関係調整法に基づく措置。牧添支部長らが県庁で記者会見して明らかにした。

 スト対象は長崎、福江、佐世保、宇久平の4港発着のフェリー、ジェットフォイルの計7隻15往復。同社によると、組合のスト予告は初めて。ストが実施されれば離島住民の生活に多大な影響が予想される。

 交渉は6月2日から始まり、7月13日の第4回交渉で決裂した。ボーナスは同5日支給予定だった。同社は年間1・31カ月分を提示し、同支部は年間3・18カ月分を求めている。

 同社は昨年度約2億7千万円の黒字を計上し、来年3月には県の補助でフェリーを新造する予定。牧添支部長は「組合員は6年間、人件費削減などで経営再建に協力してきた。満額支給を求めたい」と述べ、「交渉窓口は8月2日まで開けている」とした。

 一方、同社は取材に対し「経営再建の途上で累積赤字が解消できていない」と組合に理解を求める考えを強調。夏の多客期のストを避けるため近く、県労働委員会にあっせんを申し出る予定。(7月21日長崎新聞より)

日頃お客様の安全を守っている船員は、蚊帳の外ですか? 弁護士社長さんこれでは高貴な法人の私物化ですね!
 

[ 2010年7月21日 ]
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