サンリオ/海外ライセンス収入大幅増加
サンリオが、7月23日に発表した2011年3月期第2四半期業績予想修正によると、売上高370億円(前回予想比11.0%増)、営業利益60億円(85.0%増)、経常利益50億円(86.0%増)、当期利益28億円(127.8%増)となる予想。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期中間期前回予想 | 33,339 | 3,243 | 2,688 | 1,229 |
11年3月期中間期今回予想 | 37,000 | 6,000 | 5,000 | 2,800 |
10年3月期中間期実績 | 33,271 | 2,799 | 2,174 | 601 |
11年3月期通期予想 | 74,200 | 11,500 | 10,100 | 6,200 |
10年3月期実績 | 73,875 | 9,289 | 8,249 | 4,373 |
売上高は想定為替レートより円高が予想されるが、欧州・米州のライセンス収入の大幅増加、国内ライセンス収入も下げ止まりから反転したことなどが主因で、第2四半期累計期間で前回発表予想値に対して36億円増加、通期で29億円増加となる見込み。
営業利益は売上総利益の増益と販売費・一般管理費の削減により第2四半期累計期間で27億円の増益、通期で25億円の増益の見込み。経常利益は営業外損益においても円高が進行し為替差損の発生が見込まれるが、営業利益の大幅増益により第2四半期累計期間で前回発表予想値に対して23億円の増益、通期で21億円の増益の見通し。
特別損失として投資有価証券評価損や資産除去債務が計上するが、当期利益は累計期間で15億円の増益、通期で14億円の増益と上方修正した。
韓国では国家戦略で、アニメとキャラクターを同時に世界戦略を打ち出し大成功をおさめており、天才バカボンの麻生元首相の戦略はアナガチ間違っていない。いきなり言い出したことから批判を浴びたが、韓国の勢いと日本の勢いの差はそうしたところにも現れている。
日本では「東京カワイイ」しか日本と世界を繋ぐ、末端のファッション情報を、年間を通じて放映していない。アニメ業界やキャラクター業界・カジュアルファッション業界は金を出し合ってもこうした番組を作成し、海外でも放映されるように仕向けることが大事であろうが、内弁慶「電通」はそうした機能を果たせず、今では老化現象を引き起こしている。
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