新日鐵/第①四半期 復調基調へ
同社は、製鉄事業について、国内の鉄鋼需要は建築・土木分野で依然として低迷したものの、政府による景気対策の効果や好調な海外需要を受けて活動水準を持ち直してきている製造業分野の回復で緩やかな増加が続いた。また、海外も、アジア諸国の経済成長に牽引されながら鉄鋼需要は好調に推移している。しかしながら、世界的な鉄鋼需要の回復による原料需給の逼迫や供給の寡占化を受けて、当社は、当第1四半期の主原料価格について、サプライヤーからの大幅な引き上げを余儀なくされた。
これに対し、最大限のコスト改善を継続するとともに、需要家の皆様にご理解を賜りながら鋼材価格の改定を進めてきた。その結果、製鉄事業は売上高が8,245 億円、経常利益は564 億円となったとしている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期第①四半期 | 745,083 | -53,405 | -56,668 | -42,246 |
11年3月期第①四半期 | 970,619 | 51,092 | 61,885 | 26,828 |
前年同期比 | 130.3% |
[ 2010年7月29日 ]
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