アイコン 進化する建設シリーズ⑬ 積水化学、「フェノバボード」をRC向け外断熱システム工法を開発

積水化学は、「フェノバボード」を構成材としたRC造建築物向けの外断熱システム工法を開発した。高性能フェノールフォーム断熱材『フェノバボード』を構成材とした鉄筋コンクリート造建築物向けの乾式外断熱工法「LLH外断熱通気層システム」(以下本システム)を開発。本格的な提案活動を開始する。
本システムにより、これまで『フェノバボード』を展開してきた木造戸建住宅、鉄骨造一般建築物、産業用途に加え、鉄筋コンクリート造分野での採用拡大を図る。

「フェノバボード」の主な特長
ボード系断熱材としてはトップクラスの熱伝導率、0.019W/m・Kを有し、断熱性能の経年変化が極めて少ない防火性能が高く、燃焼時にも表面が炭化するだけで火炎が燃え広がりにくい発泡材として非フロンガスを使用しているため、エコロジー建材として地球温暖化防止にも貢献している。
※改修工事でも、住民に不便を最小限にする外側断熱、エコポイント対象。

フェノバボード

分譲マンションでは内断熱として、通常、断熱材か発泡ウレタンの吹き付けも行っているが、手抜きマンションでは、外に面した内側のコンクリに直接ボードを貼ってる現場も数多くあった。一番とんでもない現場は、コンクリにイキなりクロスを貼っている現場もあったが、良くそんなマンションを買う人がいるなぁと感心した(コンクリにヒビが入りクロスが破れ、その現場トラブルになっていた)。購入する人は不知・無知であるから、見栄えだけなのか。設計と現場所長にプライドがなかったのか。

 

[ 2010年7月14日 ]
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