アイコン 大東建託・第①四半期  通期で1兆円企業に

あれよあれよという間に1兆円企業になる同社である。資産活用の投資型施設やマンションによる提案営業である。
完成工事高は、前年同期比38.2%増の767億32百万円となった。通期計画の4,490億円に対して、概ね計画通り進捗している。
同売上高767億32百万円に対して、粗利益は281億70百万円 同率36.7%もあり、営業利益も103億60百万円。 

一方、一括借上に伴う売上高(家賃収入)は1,332億83百万円、粗利益は58億21百万円、同率4.4% 、営業利益は▲7億52百万円の赤字となっている。借り上げシステムにおける10年後が企業にとってもオーナーにとって心配である。
土地は資産家の持ち物として、建物だけでの10%以上での利回りは当然であり、低金利が続く限り、10年前後で借金もなくなることも確か、まだ同社は売上増をはかるだろう。
問題は家賃が想定家賃より下がらないか、入居率は計算どおり確保できるかだけであろう。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第①四半期
180,514
-1,413
-264
-172
11年3月期第①四半期
216,227
8,983
10,078
5,807
前期決算比
119.8%
 
 
 
11年3月期予想
1,023,900
72,000
77,000
45,400

[ 2010年8月 4日 ]
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