ヤマックス/第①四半期 プレキャスト本格化か
同社は、ここ数年取り組んでいる『大型コンクリート構造物のプレキャスト化』も納入実績が年々増加、目的としている競合優位性も徐々に効果として表れ、中でも、昨年は福岡地区にて国内最大級のコンクリート二次製品を納入するなど、その認知度も高まりつつあるとしている。
スーパーゼネコンは、プレキャストの強度開発に凌ぎを削っており、建物・土木(橋梁等)に拡大してくることは間違いない。同社は住宅用PCで実績を持ち、関東でも埼玉工場とPC製造子会社のミナト建材(下館工場)を有し、優位に展開できる。今後高層建築物の主流はPC工法になってくることも考えられ、販路は拡大すると見る。スーパーゼネコンの技術研究所との共同開発も視野にすべきであろう。
連結/百万円
|
売上高
|
営業利益
|
経常利益
|
当期利益
|
10年3月期第①四半期
|
2,956
|
79
|
31
|
27
|
11年3月期第①四半期
|
2,235
|
-19
|
-55
|
-59
|
前期決算比
|
75.6%
|
|
|
|
11年3月期予想
|
13,500
|
500
|
310
|
210
|
[ 2010年8月 3日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/