アイコン 旭化成/第①四半期 住宅の受注伸びる

同社の住宅事業は、売上高は645億円で、前年同期比60億円(10.3%)の増収となり、営業損失は▲9億円で、前年同期比20億円の業績改善となった。なお建築請負事業の受注高は893億円で、前年同期比129億円(16.9%)の増加。建築請負事業において、昨年度から受注が回復した戸建住宅「ヘーベルハウス™」や集合住宅「ヘーベルメゾン™」の引渡戸数が増加したことなどから、セグメント全体では増収・業績改善となった。

ケミカル事業は、売上高が1,784億円で、前年同期比454億円(34.2%)の増収となり、営業利益は153億円で、前年同期比131億円(593.7%)の増益。石化・モノマー系事業では、プラントの定期修理の影響があったものの、総じて需要が好調に推移し、業績を伸ばした。特に、アクリロニトリルやアジピン酸などの海外市況が大幅に上昇した。ポリマー系事業では、需要回復により自動車や家電向け製品の販売数量が増加し、プラントの稼働率も改善した。また、高付加価値系事業では、「サランラップTM」などの消費材の販売が好調に推移したことなどから、全体では増収・増益となった。 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第①四半期
289,344
-338
-1,750
-1,746
11年3月期第①四半期
353,508
22,845
20,735
9,262
前期決算比
122.2%
 
 
 
11年3月期予想
1,677,000
80,000
77,500
42,500

[ 2010年8月 4日 ]
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