淺沼組/第①四半期 通期も厳しい
同社は、建設業界は、公共工事の受注高は前年同期比で大幅なマイナスとなっており、一方民間工事は、設備投資が下げ止まりつつあり、商業施設関連物件のリニューアルや再開発などの大型案件の計画が動き出すなど、幾分かの明るい兆しは見えはじめているが、その水準は依然として低く、経営環境は引き続き厳しい状況で推移している。このような状況のもと、第1四半期連結会計期間の受注高は232億32百万円で前年同期比4.2%の増加。部門別では建築工事が190億11百万円(前年同期比3.5%増)、土木工事が42億21百万円(前年同期比7.2%増)で、その割合は建築81.8%、土木18.2%としている。
業績については次の通り
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期第①四半期 | 22,766 | -1,517 | -1,595 | -1,496 |
11年3月期第①四半期 | 22,629 | -729 | -839 | -837 |
前第①四半期比 | 99.4% | |||
11年3月期予想 | 147,500 | 1,050 | 500 | 200 |
10/3実/11/3予 | 95.2 | 67.7 | 49.5 | 41.3 |
1500億円の建設工事を行い、営業利益が10億円しか残らないのは異常に等しい。次回ゼネコン特集で各社の営業利益を見て報告。
[ 2010年8月 5日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/