アイコン 大和ハウス/「moogle」運用開始

大和ハウス工業は、06年10月より研究・開発していた住宅床下点検ロボット「moogle」を完成させ、2011年4月1日より、現場に配備・運用することになった。
 戸建住宅向けに、長期にわたって快適な住まいを維持いるため、「点検プログラム」による点検・保証を行っていく。
2011年4月より、今回開発した住宅床下点検ロボット「moogle(モーグル)」による点検・診断作業を実施していく。また、住宅リフォーム前の現場調査や簡易耐震調査などでも利用していく。

●ポイント
 1.ロボットの遠隔操作による狭い住宅床下での点検・診断作業の負担を軽減
 2.建物オーナー様もパソコン画面によりリアルタイムに確認可能
●住宅床下点検ロボット「moogle(モーグル)」運用までの経緯
 06年10月より、学校法人千葉工業大学、国立大学法人筑波大学と産学連携体制による共同研究開発により、住宅床下点検ロボットの開発に着手。
 08年4月からは、実用化に向けた開発を三菱電機特機システム株式会社と共同で行い、ロボットの耐久性や不整地面における走行安定性の向上を図った。
 09年4月以降は、約150件の現場における試験運用を行い、様々な床下でも点検・診断が行えるように度重なる改良した。
 そしてこのたび、実運用可能な住宅床下点検ロボット「moogle」が完成し、運用を開始することになった。
 「moogle」のデザインは、ロボット「ROPID」「FT」「エボルタ」などの開発者であるロボットクリエーターの高橋智隆氏に依頼し、モグラのような流線型のフォルムに仕上がった。

<googleもびっくりのmoogle>
moogle
 

[ 2010年10月21日 ]
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