アイコン 福岡市の吉田市政に重大な人事ミス発覚③

当問題は、福岡市職員が、父親が経営する事業と密接に関係する部門に配置され、その父親が当事業の団体会長であるという問題を取り上げ連載している。
当該父親が会長を務める団体とは福岡市造園建設業協会である。取材に対し福岡市造園建設業協会の会長は「全く関係ない。全く問題ない。」と回答している。
当該職員は、福岡市造園建設業協会と密接に関係する福岡市住宅都市局 公園緑地部に在籍している。福岡市から公園の建設や維持管理を福岡市造園建設業協会の多くの会員が受注しており、全く関係ないどころか大有りである。

JC-NETの記者が、当該の会長に対して「福岡市の工事に携わり、双方の業務上に問題があるのでは・・・」と指摘すると会長は「工事は(福岡市の)契約課から発注されている。全く関係ない。そんなことも知らんのか・・・」と子供だましにも通じる内容の返事であった。 

<福岡市市役所人事部の問題>

福岡市役所の人事部は、福岡市造園建設業協会の現会長が、2008年5月に会長職に就任していたことも把握しており、その上で当該職員を2009年4月現職に人事配置している。
父親が、造園業者の代表であり、また福岡市造園建設業協会の会長と知って、その上で当該部署に人事異動させていたことが明らかになっている。
福岡市役所の人事部の見識を疑うものであるが、福岡市役所の人事部は、自ら職員の行動規範(福岡市の条例にもとづく・・・①で掲載)に抵触するおそれの高い人事策を行っていたのである。
市民感覚とのズレというか、「吉田市長は何やってんの!」と言いたいくらいである。何のための条例であり、何のための職員の行動規範なのだろうか? 
人事部に対して「問題ではないか」と指摘しても、うやむやな回答しかせず、今日に至っている。
当問題は、福岡市民の投稿により判明したものであるが、こうした問題ある人事が福岡市役所でどれほど多く採られているか、全く市民がチェックできない(個人情報に関わる)ため、皆目検討も付かないところである。

つづく

直接訊ねてみて下さい。
総務企画局人事部
総務企画局長:渡辺正光 
人事部長  :内田敏夫
福岡市人事部の電話番号:092-711-4121
 

[ 2010年10月22日 ]
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