西部ガス/ひびきLNG基地建設概要
「ひびきLNG基地」は、西部ガスの子会社である「ひびきエル・エヌ・ジー㈱」が北九州市響灘地区に建設する大型LNG船の受入が可能な大型LNG基地。
本年7月から造成等の準備工事を行っており、来年1月からLNGタンクをはじめとする本格的な建設工事に着手し、平成26年11月に運転を開始する予定。
また、クリーンエネルギー“天然ガス(=LNG)”は、国のエネルギー基本計画の中でも「シフトを推進すべきエネルギー」と明記されており、その需要は今後も拡大していくことが見込まれている。特に北九州地区を中心とする福岡県北部では今後も大口産業用分野などで大きな需要が見込まれる。
同基地は、西部ガスの天然ガス供給基盤を大きく改善する中核基地となるものであり、経営基盤の強化に資するものです。また、北部九州における低炭素社会の実現にも大きく貢献していくものとなる。
「ひびきLNG基地」建設計画の概要 | |
建設場所 | 北九州市響灘地区(北九州市若松区向洋町20-1) |
敷地面積 | 約32万5千m2 |
主要設備 | LNGタンク(18万kl×2基)、LNG気化器、ローリ出荷設備、 |
外航LNG船受入バース等 | |
総事業費 | 約700億円 |
運転開始 | 平成26年11月(予定) |
当工事を巡っては、西部ガスの福岡導管保安センターや関連会社が入居する福岡市東区のビルに銃弾が撃ち込まれ、今年4月7日には当工事を担当する西部ガス役員宅近くで発砲音とともに薬きょう数個が発見されていた。西部ガスも北九州では大変なようである。
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