アイコン トステムと旭硝子 硝子とサッシの一体型高性能窓開発へ

トステムと旭硝子、ガラスとサッシを一体化した高性能窓の開発・製造・販売で合弁会社を3社設立
 AGC旭硝子とトステムは、ガラスとサッシを一体化した新しい高性能・高品質の『窓』の開発・製造・販売に関する合弁事業を立ち上げることで、今年4月に基本合意し協議を進めてきたが、両社による合弁会社1社を本年10月に設立し、また2社を来年2月目標に設立することを決定した。

1.合弁会社設立の意義・経緯
 『窓』を構成するガラスのリーディングカンパニーであるAGC旭硝子とサッシのリーディングカンパニーであるトステムは、共に持続可能な社会のために環境に配慮した製品提供や事業活動を行うべきとの考えを持ってきた。これまで両社は、それぞれの製品の開発や性能向上に取り組んできたが、共同で新しい高性能・高品質の『窓』を開発し、効率的な製造・販売によってその普及を促すことで、地球温暖化問題の解決により大きく貢献できると考えた。
 そこで両社は、今年4月にガラスとサッシを一体化した新しい高性能・高品質の『窓』の開発・製造・販売について合弁事業を立ち上げることで基本合意、協議を進めてきたが、両社による合弁会社1社を既に本年10月に設立し事業活動を開始、また2社を来年2月目標に設立することを決定した。
 この合弁会社の設立による「窓」事業スタートは、日本の住宅からのCO2排出量削減に大きく寄与するものと確信。

2.合弁会社設立の目的
 両社で設立する合弁会社の目的は以下の通り。
(1)開発会社
 両社の卓越した技術を結集し、高性能サッシと高性能ガラスによって構成される新しい高性能・高品質の窓製品の開発を行う。
(2)機能ガラス会社
 AGCグラスプロダクツ社(旭硝子100%出資)を母体に両社の複層ガラス製造事業を統合し、圧倒的なコスト競争力を持つ、国内No.1メーカーを目指す。
(3)窓組立会社
トステム主体で新会社を設立し、窓の品質性能表示・保証と省力化ラインによる効率的な完成品組立を行う。

<新会社>
AGC-LIXILウィンドウテクノロジー株式会社・10月設立済 持株半々
 AGCグラスプロダクツ株式会社・・・・・・・・2月設立予 持株旭硝子70%、トステム30%
LIXILウィンドウプロダクツ株式会社・・・ 2月設立予 持株トステム70%、旭硝子30%
・真空窓かアルゴンガス入りの窓でもつくるのかなぁ?

 

 

[ 2010年12月 9日 ]
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