アイコン 鹿島/東京駅保存・復原工事 期間5年間で工事中

時代と人の歴史を刻んできた東京駅丸の内駅舎は、1914年(大正3年)に創建された東京駅丸の内駅舎は辰野金吾が設計、その堂々たる姿で、数多の人々に愛されてきた。しかし、1945年(昭和20年)、戦災により南北のドームと屋根・内装を焼失。戦後、3階建ての駅舎を2階建て駅舎に復興し、現在の姿になっている。
 この度の「保存・復原工事」では、外観を創建時の3階建ての姿に忠実に再現するのはもちろんのこと、さらに、未来へ継承するため、鉄骨煉瓦造の下に地下躯体を新設し、機能拡大の工事を行っている。そして、巨大地震にも耐えうる建築とするため、「免震工法」で施工して、日本遺産として残す。

経済はグローバル化、明治時代と同じように日本のすべてをなくそうとしている。そうした中で、こうした建物が残されることは心が洗われる。 

工事名称
東京駅丸の内駅舎保存・復原
計画地
東京都千代田区丸の内1-9-1
工期
自2007年(平成19年)4月11日~
至2012年(平成24年)6月10日(予定)
敷地面積
約117,000m2 (うち特例敷地部分約24,600m2
建築面積
約9,800m2
延べ面積
約43,000m2
軒の高さ
約16.7m
最高高さ
約46.1m(フィニアル含む)
階数
地上3階(一部4階)・地下2階
地業基礎
杭基礎(場所打コンクリート杭)
躯体構造
鉄骨煉瓦造、RC造(一部S造・SRC造)
設備
空調・給排水衛生・昇降機・電気
建物用途
駅施設、ホテル、ギャラリー、駐車場
その他
重要文化財指定(2003.5.30)、特例容積率適用地区

鹿島 

[ 2011年1月14日 ]
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