日本工作機械工業会/12月の工作機械受注額 好調持続だが大幅鈍化
日本の工作機械メーカーは、日本を尻目に経済成長を遂げる新興国を相手に輸出旺盛である。
しかしながら、円高の浸透もあり、そのベースは大場にトーンダウンしている。
昨年と今年の累計比では、237.6%と高い伸びを示し、外需は266.0%という絶好調、内需も192.6%と好調下にある。
日本の技術を網羅した最新鋭機械の輸出で、相手国では製品精度が著しく向上、今でもそうであるが、そのうち日本からの商品輸出はなくなっていく。ブーメラン現象は鉄鋼プラント輸出から本格化した歴史がある。
(単位:百万円・%) | 2010/12月分 | 前月比 | 前年同月比 | 年累計 | 前年比 |
受注総額 | 98,452 | 101.8 | 163.5 | 978,284 | 237.6 |
うち内需 | 31,475 | 101.7 | 178.5 | 307,476 | 192.6 |
うち外需 | 66,977 | 101.9 | 157.3 | 670,808 | 266.0 |
外需比率 | 68.0% | 68.6% |
工作機械とは、旋盤、歯切盤、ボール盤、中ぐり盤、フライス盤、研削盤など。
[ 2011年1月14日 ]
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