ワタミ/風力発電事業に参入へ
原発はもう終わったと思ったら、民主党の原発議員から文句が出て、殆どの原発が、非常用電源(高出力用)も設置されないまま、動き出すようだ。せめて今ある原発を稼動させるならば、非常用電源くらい設置してもらいたいものである。いつまた大地震が来るか誰もわからない。
ワタミは、居酒屋からシルバー事業や宅配弁当事業などに進出して、殆どの外食産業が窮地に陥る中、好業績をキープしている。(下記に業績推移表)
ワタミは、菅違い政権が声だけ高らかに唱えたものの、欧米や中国・インドに比べ停滞している日本の再生可能エネルギーの普及促進に寄与すること、グループのCO2削減を目的として、風力発電事業に参入する。
今回の同社の取り組みは、市民風力発電プロジェクトにワタミグループより貸付として資金を拠出、風車建設を支援、2012年2月に竣工予定の風車(秋田県)による電力と環境価値をワタミグループが購入する。
今回のスキームの最大の特徴は、風車が発電する電力と生み出される環境価値(CO2 削減)をすべてワタミグループで購入することにあり、これは日本では初めての取り組みとなる。
現在計画されている風車の出力は2,000kWであり、年間の発電量は約450 万kWh。これはワタミグループ全体の電力使用量の約3%に相当する。
環境価値としては、約2,000t-CO2 相当となり、ワタミグループの事業活動によって排出されるCO2 を2%削減することになる。
今回購入する電力は、ワタミの100%子会社であるワタミの介護株式会社が運営する介護付有料老人ホームで使用する予定(15棟分に相当:平均ご入居者様数80名換算)。
ワタミグループでは、グループの環境方針「2020 年度CO2 50%削減(08年度比、売上高当り)」を達成するため、業界に先駆けてLED 照明の導入や電気使用量の見える化など、省エネルギーに取り組んできた。
さらに、今回の風力発電事業の取り組みにより、ワタミグループで使用するすべての電力を自然エネルギーに転換していくことを前提として、2012年に施行予定の電力の固定価格買取制度を視野に入れた今後の取り組み方法を検討していくとしている。
リーダーが違いすぎ。菅違いさん何にも捉われず、好きなようにやんなはれ、所詮無理か。
連結/百万円 | 2009年3月期 | 2010年3月期 | 2011年3月期 |
売上高 | 111,291 | 115,420 | 123,877 |
営業利益 | 6,045 | 6,285 | 7,246 |
経常利益 | 6,106 | 6,349 | 6,708 |
当期利益 | 2,561 | 3,257 | 2,828 |
総資産 | 70,229 | 77,795 | 93,534 |
自己資本 | 22,578 | 25,083 | 27,048 |
資本金 | 4,410 | 4,410 | 4,410 |
有利子負債 | 21,764 | 19,107 | 18,434 |
自己資本率 | 32.10% | 32.20% | 28.90% |
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