アイコン フランス核施設で爆発事故 炭化状態で1名死亡 

 原発大国フランスの南部のマルクールにある低レベル放射性廃棄物処理施設「セントラコ」の核施設で、12日午前(現地時間)、爆発が発生、1人が死亡、4人が負傷した。
仏核安全局によると放射性物質の外部への放出はないという。原因は現在のところ不明。

同核施設は、地中海に注ぐローヌ川沿いにあり(アヴィニョンの北30k)、1955年建設されたフランス最初の核施設、しかし、古くて原子炉は存在しない。同施設は核兵器から取り出したプルトニウムによりMOX燃料を生産していたとされる。
 
同国では、福島原発の水素爆発を受け、全58ヶ所の核施設のストレステストを実施中であった。因果関係は不明。 

 今回の事故は、原発輸出大国のフランスにも大きな衝撃となっており、サルコジ大統領は、事故からわずか2時間後にコシウスコモリゼ・エコロジー相を現地へ急派させた。
また、国際原子力機関(IAEA、天野之弥事務局長)も緊急事態対応センター(IEC)設置。IECは、事故状況を迅速に分析、当事国や周辺国に的確な関連情報を提供するとしている。BBC・ロイターなど参照

マルクール地区は、原爆など核爆弾研究を目的に建設された各種核開発や研究施設の地区。

九州電力の定期検査中の川内原発では、9月10日午後3時過ぎ、原子炉建屋内で火災(ボヤ)が発生、2名が軽い火傷を負っている。
九州電力も第3者委員会(委員長:元東京特捜の郷原弁護士)が、九電の申し入れを聞かず、「やらせメール」は古川佐賀県知事の話に誘導されたと発表したことから、それを打ち消すのに古川知事とともに佐賀県議会などでてんやわんやである。
 

[ 2011年9月13日 ]
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