竹中工務店/建設汚泥を最大60%削減の「TSP-ECO工法」開発
竹中工務店は、竹本油脂と共同で、2006年に開発した「TSP-ECO工法(建設汚泥の少ないソイルセメント壁工法)」を更に改良し、一般的なソイルセメント壁工法と比べ、建設汚泥を最大で約60%削減することが可能な工法を開発した。
すでに、本年4月26日に開業した「あべのマーケットパーク キューズタウン」他7件の建設工事に適用。
特に、あべのマーケットパーク キューズタウン建設工事においては、建設汚泥を溜めるために先行して掘る溝を深くし、元の地盤を先に掘っておくという更なる工夫により、一般的なソイルセメント壁工法に比べ建設汚泥を約70%削減できたことが確認されている。
この工法により、建設汚泥自体の削減はもちろん、建設汚泥の処理費用、セメント製造や建設汚泥運搬に伴うCO2排出量、建設汚泥ピットの縮小など、環境面への配慮、作業性の向上と様々な効果が期待できる。
[ 2011年9月16日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメントする