アイコン ユニバースフーズ(株)(国東市)/民事再生申請

ポテトノンフライのポテトチップス「焼きじゃが」製造のユニバースフーズ(株)(大分県国東市武蔵町糸原市場1200、代表:渡邊勲)は、大分地裁杵築支部へ民事再生法の適用を申請した。申請代理人は泊昌之弁護士(電話03-5511-4400)。監督委員には平山秀生弁護士(電話0978-66-4030)が選任されている。負債額は約3億円。

サッポロHと組んで商品の共同開発を行い販売していたが、自社販売ルートを持っていなかったことから、平成20年12月期には3億円以上の売上高があったものの、平成22年期には5000万円台まで売上高が急減し、経営不振に陥り、自社直販ルートを確立中であった。ところが、大震災の発生で、包装材料が入手困難となり、ポテトチップスを製造することができなくなっていた。

サッポロHも無責任な対応である。同社関係者によるとサッポロ以外の会社とスポンサー交渉を進めており、経営体制がはっきりすれば、包装資材も入ってくるものと思われ、休止しているラインも動かすことができるのだが・・・としている。
民事再生の可能性は、スポンサーが付き、自社の直販ルートを地道に確立すれば、地域のポテトチップスメーカーとして生きていけるものと思われる。全国区になった湖池屋さんの例もある。
 

[ 2011年9月27日 ]
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