10月3日(月) 久々に地方銀行誕生「北九州銀行」
北九州市に、地元待望の地方銀行が10月3日誕生する。
北九州市は、重工業都市として、限りなく落ち込んだ経済も、今では、環境都市として、また自動車産業都市として復活してきている。トヨタ・日産・ダイハツ(中津)など。
過去、環境最悪都市の原因であった煤煙は、今では新日鐵八幡製鉄所や住友金属等の溶鉱炉からは、脱硫装置などで殆ど無害化され、煙も出ず環境も一変。そうした溶鉱炉の灯りは、今では工場萌えの見学コースにもなっているほどである。
地元大物企業のモーターの安川電機は今や産業用ロボットで世界一、ウォシュレットのTOTO、カーナビソフトのゼンリンなど多くの上場企業も輩している。
埋め立てられた響灘には、環境リサイクル事業会社が集積、研究開発も進む。ブリヂストンの最新鋭の工場も稼動している。
そうした北九州にあり、北九州市に本社を置く初めての銀行が3日誕生。
地元経済界も新銀行には期待しており、新銀行には、地元経済浮揚のための資金スポンサーとして活躍が求められている。
なお、北九州銀行は、山口銀行(本店:下関市)の完全子会社として開業。山口銀行の九州事業の譲渡を受けて発足している。
具体的な店舗は、現山口銀行の九州エリアの全店23店舗を譲り受け、スタート時点では、24店舗でのスタート。
北九州銀行は、総資産規模約7,000億円、預金残高は約5,500億円、貸付残高は約6,500億円。
北九州銀行は、早期に総資産規模1兆円を目指す。
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