皇帝「シンボリルドルフ」逝く/競馬
「皇帝」と呼ばれたシンボリルドルフが4日、千葉県成田市のシンボリ牧場で、亡くなった。30歳。牧場主は、昨夜(3日)午後8時ごろ、体に震えが走るような状態になった。残念ながら本日(4日)午前3時、眠るようにしてこの世を去りましたとのこと。
シンボリルドルフ 1981年3月13日生まれ。牡。83年の新潟新馬戦でデビュー勝ち。84年に皐月賞、ダービー、菊花賞で優勝し、史上4頭目の3冠制覇。デビューから無敗の達成で、史上初の快挙。
その後も同年の有馬記念、85年の天皇賞・春、ジャパンC、有馬記念とG1勝利を積み重ね、86年の引退までにG1・7勝を含む国内15戦13勝、2着1回、3着1回で着外なし。その正確無比なレースぶり、圧倒的な強さから「皇帝」と呼ばれた最強馬だった。
引退後は種馬となり、2冠馬トウカイテイオーなどを産出した。
[ 2011年10月 4日 ]
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