アイコン 東急建設に対して恐喝未遂容疑で男を逮捕

読売新聞によると、警視庁は18日、暴力団排除条例の施行を受け、東急建設から取引中止通告を受けたことに腹を立て、東急建設から現金1億円を脅し取ろうとしたなどとして、福岡県久留米市の建設会社の菊池興業社長 菊池容疑者を恐喝未遂と会社法違反(利益供与要求)の疑いで逮捕した。 

捜査関係者によると、菊池容疑者は今年2月、東急建設九州支店(福岡市博多区)が菊池興業との関係を断とうとしたことに腹を立て、「退職金をよこせ」と1億円を脅し取ろうとした疑いが持たれている。

また、3~4月には、「あんたの会社と暴力団との関係を公の場で説明する」などとする株主総会への質問状を東急建設に郵送し、取引の継続を求めるなど利益の供与を要求した疑い。東急建設本社が同庁に被害届を提出していた。

 全国一指定暴力団数の多い福岡県は、発砲事件などの多発に検挙率も低く、暴排条例を昨年4月に施行して、資金源を断つ動きに出ている。その一環として、企業が暴力団と関係が深い業者に工事を発注することなどを利益供与として禁じ、取引している企業は建築会社などに限らず、根こそぎ1年間以上の指名停止をして公表している。その内容は暴力団関係者から弁当の注文も受けてはいけない、葬儀社も暴力団関係者の葬儀はできないほどである(何か狂っているほどである)。

東急建設九州支店は、道仁会と関係が深いとされる菊池興業との取引を長い間していたようだが、条例施行により抵触すると判断して、同社に関係遮断を通告していたという。
それまでは東急建設は、当該者と仲良しこよしの付き合いをしていたようだ。

 

[ 2011年10月19日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

※Google・Yahoo japan!・Twitter・ライブドア・はてな・OpenID でログインできます。

コメントする

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
九州倒産情報
日本一たい焼き
サイト内検索