アイコン ラオックスがキャナルシティに4,500平米の大型家電免税店オープンへ

ラオックス全国に免税店を展開する家電量販店、ラオックス(東京、一応上場、蘇寧電器グループ)は28日、来年4月に福岡市博多区の大型商業施設「キャナルシティ博多」に同社最大の総合家電免税店を出店すると発表した。
ラオックスは、福岡地所と平成23 年11月28日(月)付でキャナルシティ博多サウスビル4階に「ラオックス キャナルシティ博多店」を新規出店することを合意した。

1.新規出店の目的と概要について
今回出店予定地の福岡は、九州地方最大の都市で博多港や福岡空港を有する日本を代表するターミナル都市。特に、博多港はアジアの玄関口として古くから多くのアジアからの観光客を受け入れており、近年では中国や韓国の定期便に加え、特に中国発のクルーズ船の寄港回数は近年ますます増加の傾向にある。
また九州福岡は、温泉や自然景観など外国人の好むソフト面が充実していることからもインバウンド観光が活発で、韓国や中国を中心に訪日外国人数が年々伸び続けている日本有数の観光都市でもある。
当社は、主要3 事業(国内店舗事業、中国出店事業、貿易仲介事業)の一つである国内店舗事業において、幅広く海外からの観光客を取り込んでいくための戦略として、全国の人気観光エリアに免税店舗のネットワークの構築を図っていく所存。このネットワークの構築はひいてはお客様にとっても、サポート体制が広がり安心してお買い物を楽しんでいただくことが可能となる。そのため、全国ネットワーク構築の一つとして、この度、福岡への出店を決定した。
出店予定先のキャナルシティ博多は、200 を超えるショップや映画館、劇場、ホテル、ギャラリーを兼ね備える九州でも有数の大型複合商業施設で年間1200万人の利用客を有し、アジアのゲートウェイを標榜する福岡における有数のランドマークの一つ。
「ラオックス キャナルシティ博多店」は、当社の強みである、免税コーナー(海外家電、時計、民芸品等)とホビーコーナー(秋葉原を代表するアニメ、漫画、ゲーム等のサブカルチャー商品)で主に構成される。
また、売り場面積が当社最大規模となり、これまで以上に品揃えを拡充し、長年培った免税のノウハウをいかんなく発揮した九州最大の免税店を目指す。ホビーコーナーにおいては、秋葉原の街なみを彷彿させる豊富でワクワクするような商品構成を実現。国内海外問わずお客様がショッピングを気軽に楽しんでいただけるこれまでとはワンランク上の店舗作りを目指す。

2.「ラオックス キャナルシティ博多店」の店舗概要
住 所:福岡県福岡市博多区住吉1-2 キャナルシティ博多サウスビル4階
売場面積:約4,500 ㎡
開 店 日:平成24年4月予定
取扱商品:家電製品(海外・国内)、時計、ジュエリー、化粧品、ホビー関連商品、生活雑貨等
従業員数:50 名
言 語:4ヶ国語対応(日・中・英・韓)

 

ラオックスは1930年に創業、東京・秋葉原を拠点に家電量販店を展開。経営悪化により2009年、中国の家電チェーン大手「蘇寧電器」の傘下に入り、外国人客が対象の免税店運営に力を入れている。現在、全国11店舗を展開し、地方への出店は北海道、大阪に次ぐ3ヶ所目。

キャナルシティは、ファストファッションのH&Mなどを集積したイースト館を今秋オープンさせ、新博多駅ビル(博多阪急・東急ハンズ+専門店街)の春オープンに伴う客の減少に歯止めをかけ、巻き返しをはかっており、またこれまでも韓国や中国からの旅行客も多く、場所的には打って付けと思われる。
 

[ 2011年11月28日 ]
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