アイコン 業務用家具のオリバー/9月決算 売上高200億円台回復

オリバーは、オフィスやホテルや各種施設・料飲食店向けの業務用家具・インテリアの最大手であるが、本社地の岡崎市ではCATV事業も展開している。
同社は9月決算について、機能性、独自性の高い商品の開発や、顧客指向型ビジネスを積極的に展開する一方、競争が激化する市場に対応し、引き続き原価の低減及び経費の削減に努めたとし、部門別に次の通り報告している。

<家具・インテリア事業>
家具・インテリア事業は、施設インテリア部門の医療・福祉インテリアが全体を牽引し、売上高は176億18百万円(同9.4%増)、部門利益(営業利益)は13億38百万円(同51.4%増)。
部門区別では、オフィスインテリア部門は、環境適応商品の営業推進に努めたが、売上高は37億14百万円(同6.4%減)。
店舗インテリア部門は、新規取引先開拓に務めた結果、売上高は36億67百万円(同4.5%増)。
施設インテリア部門は、医療施設における特需案件、高齢者施設の開業集中により、売上高は73億52百万円(同30.6%増)。
ホームインテリア部門の売上高は、949百万円(19.8%減)となった。
〈放送・通信事業〉
放送事業では、高画質で大容量のブルーレイ対応チューナーの導入など利用者へのサービスの充実に努める一方、アナログ放送契約からデジタル放送契約への変更費用が割安となるキャンペーンを実施した。

 

通信事業は、光インターネットによる高速で安定したサービスと光電話によるセット割引や携帯電話との割引によるメリットを分かりやすく案内することで新規契約の獲得に努めた。平成23年7月の地上アナログ放送終了前の駆け込み需要により、一定の新規契約を獲得することができたが、家電量販店での大手通信会社の厳しい攻勢や、利用者のアンテナ受信への移行による契約解除もあり、加入者獲得は伸び悩んだ。売上高は28億19百万円(同2.9%減)、営業利益は4億38百万円(同20.8%減)となったとしている。
 

1126_01.jpg

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年10月期
19,023
1,462
1,538
689
11年10月期
20,445
1,802
1,938
858
前中間期比
107.5%
123.3%
126.0%
124.5%
12年10月期予想
21,200
1,860
1,960
1,000
09年10月期実績
18,306
1,484
1,580
244
08年10月期実績
22,377
2,384
1,986
-1,064
07年10月期実績
22,735
2,622
2,670
1,405
来期(12)予想/今期比
103.7%
103.2%
101.1%
116.6%
11年10月期実績
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
29,622
19,681
17,200
58.1%

 
なお、福岡には「アダル」という店舗用家具の別注家具分野では高シェアーの会社もある。
[ 2011年11月26日 ]
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