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仲由水産（株）／破産開始決定
穴子料理の八幡巻で馴染みの仲由水産（株）（三重県伊勢市村松町４２８、代表：中川徹哉）は１１月２２日、津地方裁判所において破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、伊藤明紀弁護士（電話０５９－３４０－５２４５）が選任されている。負債額は約６億円。
同社は昭和５年６月創業の水産加工業者。アナゴを使った八幡巻で有名であり、百貨店や魚市場に納入して以前は１０億円以上の売上高を計上していた。しかし、同業他社の進出や競合から平成２１年１２月期には６億円台まで売上高が減少、債務超過に陥っていた。借入金も多く、業況の回復も見込めず、今回の事態に至った。
同社のあなごの串焼きは、第３８回農林水産祭の水産加工部門で大阪府知事賞を受賞していた。
[ 2011年12月 6日 ]
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