ソフトバンク 川崎選手 イチローがいるマリナーズ入り目指す FA宣言
プロ野球、ソフトバンクで、鹿児島工業出身の川崎宗則選手が、FA=フリーエージェントの権利を行使して、イチロー選手が活躍するアメリカ大リーグのマリナーズ入りを目指すことを表明した。
川崎選手は今年、海外も含めて自由に移籍先を探すことができるFA権を取得、権利の行使に必要な書類を球団に提出して、1日、ヤフードームで記者会見した。
この中で川崎選手は「野球人として大リーグに挑んでみたい。その上でイチロー選手と同じチームでのプレーだけを希望します」と述べ、イチロー選手が所属するマリナーズ入りを目指すことを表明した。
マリナーズから獲得のオファーがない場合は、ソフトバンクに戻ってきたいとしている。
川崎選手はプロ12年目の30歳。鹿児島工業から当時のダイエーに入団、走攻守の三拍子そろったショートとして活躍し、盗塁王と最多安打を1回ずつ獲得したほか、ベストナインとゴールデン・グラブ賞にもそれぞれ2回選ばれている。
今シーズンは不動の1番バッターとしてレギュラーシーズン全試合にフルイニング出場し、打率2割6分7厘、31盗塁の成績で、8年ぶりの日本一に貢献した。
川崎選手は、イチロー選手とシーズンオフの練習を一緒にしたりしていた。

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