アイコン 東京製鐵/3月期第3四半期 リーマン・材料高・円高直撃

同社は国内最大の電炉メーカー(回収地金を溶かした鉄鋼)であるが、価格は高炉メーカーに準じたものになる。
鉄鋼業界全体がリーマンショック以降は踏んだり蹴ったりで、仕事は減るわ、原材料は上がるわ、今期は円高まで直撃している。
同社の今期予想は、売上高が昨年より上昇を予定して、利益も改善されるとしていたが、円高により、今期14.1%の売上高増にありながら、赤字は前期より更に拡大するとしている。
国内企業の工場が海外へ移転すればするほど、同社は円高にさいなまれることになる。

鉄鋼業界は、中国景気でぼろ儲けした時代が懐かしいのかもしれないが、今や中国の鉄鋼生産量はダントツの世界一となった。全体の品質も今後改善されてくることから、国際競争では今後脅威になろう。

非連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第3四半期
114,602
-4,209
-4,219
-4,362
12年3月期第3四半期
127,916
-6,214
-6,183
-8,531
前年同期比
111.6%
 
 
 
12年3月期予想
170,000
-10,000
-10,000
-12,500
11年3月期実績
148,956
-9,165
-9,095
-10,425
10年3月期実績
105,670
-3,412
-2,910
-6,785
09年3月期実績
278,426
53,408
55,303
32,252
今期予想/前期実績比
114.1%
109.1%
110.0%
119.9%
[ 2012年1月19日 ]
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