アイコン エルピーダ・MT・南亜科技が経営統合の交渉入り

世界3-5位のDRAMメーカー、エルピーダメモリ(日本)、マイクロン・テクノロジー(米国)、南亜科技(台湾)が経営統合に向け、大詰めの交渉に入った。
「台米日」連合で、世界1位の韓国のサムスン電子、2位の韓国のハイニックス半導体に対抗する動き。

読売紙は「経営再建中のエルピーダメモリが、米国・台湾のライバル企業と経営統合を目指すのは、DRAM市況の悪化で、各社とも単独での生き残りは厳しいとの判断が強まったためだ」と報じている。
 3社が経営統合に最終合意すれば、市場シェア28%で、現在業界2位のハイニックス(21.66%)を上回る。首位のサムスン電子(45%)には及ばないが、3社は特許を共有し、協業により、生産・販売コストを節減すれば、十分に追随できると判断している。

 今回の経営統合は、半導体価格の暴落で危機に追い込まれたエルピーダメモリが主導。
 韓国のDRAM業界の2社は、半導体を巡る過当競争に終止符を打つことに繋がるとして、台米日メーカーの合従連衡をむしろ前向きにとらえているという。
 

[ 2012年1月26日 ]
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