アイコン フェイスブックがインスタグラムを10億ドル(約820億円)で買収

日本では文化の違いからか今一つ盛り上がらない実名によるSNSフェイスブックであるが、世界では目立ちがり屋が主流を占め、5月予定の上場後の時価総額は8兆円とも言われている。

そのSNS最大手のフェイスブックが、サンフランシスコに本拠を置くスマートフォン向け写真共有アプリ開発の「インスタグラム」を10億ドル(約820億円)で買収する。

買収は現金と株式の組み合わせによって行われ、フェイスブックによる買収としては過去最大。
インスタグラムは、2011年1月にサイトを立ち上げ、1年ちょっとの現在のユーザー数は約3000万人。
フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)はブログで「これほどまでに多くのユーザーを抱える商品および企業を買収することは初めてで、フェイスブックにとり重要な節目となる」と述べた上で、今後、数多くの買収を行っていく計画はないとの考えを示している。
フェイスブックは5月に新規株式公開(IPO)を実施し、50億ドルを調達する計画。
インスタグラムの人気は、最近数ヶ月で急上昇しており、同社関係者によると、経営陣は全面的なSNS展開など、業容拡大を検討していた。
ソーシャル・インターネット・ファンドの創設者、ルー・ケルナー氏はインスタグラムについて、「フェイスブックにとってだけでなく、他社にとっても非常に価値が高い資産で、ツイッターも狙っていたはずだ」と指摘。「グーグルも関心を持っていたことは確実だ。従って今回のような買収は、攻撃的であると同時に防衛的側面もある」と語ったという。
参照:ロイター

[ 2012年4月10日 ]
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