アイコン 大京アステージ/グランドアメニティを買収 管理物件43万戸超へ

オリックスグループの大京アステージは、不動産管理事業を柱とするストック事業の拡大を図っており、平成21年にはオリックス・ファシリティーズ、J・ COMS(現:ジャパン・リビング・コミュニティ)を子会社とする等、ストック事業の収益力と安定収益基盤の強化に努めている。

今回買収したグランドアメニティは、広島市を中心に全国で約2万8,000戸(平成23年12月末現在)の分譲マンションを管理するなど、マンション管理やビル・賃貸マンション管理業務を主たる事業としている。
グランドアメニティの買収について、同社が加わることにより大京グループのマンション管理戸数は43万戸超に拡大するとともに、大規模修繕工事や居住者向けサービス事業における顧客層の拡大、ノウハウの相互活用によるビジネスチャンス拡大、そして取引先ネットワークの共有化によるコストダウンの実現といったシナジー効果も期待できるため子会社化したとしている。

オリックスは、付加価値分野を山ほど持っており、こうした43万戸超の管理物件に対して、いろいろな提案をしてくるものと思われる。
先般のオリックス電力による京都の大京アステージ管理マンション「ライオンズマンション宇治大久保」における関西電力からオリックス電力への切り替えにおいて、マンション側の利益+オリックス電力の利益という双方が利益を享受している。今後とも、いろいろな分野の展開を当管理物件対象者に提案していくものと思われる。
大掛かりな改修工事や老朽マンションの立替もビジネスの対象となってくる。

[ 2012年4月12日 ]
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