事業別には、

1、ビジネス・ソリューション事業は、ＥＲＰソリューションの構築は堅調に推移し、非製造業向け基幹システム構築においては、新規顧客獲得もあったが、自動車等の製造業向けソリューションは投資に慎重な姿勢であり、移動体通信事業者向けシステム構築も投資抑制により大幅に減少した。
その結果、受注高は52億74百万円（前期比4.5%増）となり、売上高は49億74百万円（同▲0.9%減）となった。

2、組込制御ソリューション事業は、医療機器向け組込ソフトは堅調に推移し、官公需向け水処理電機品制御システムも前年度に比べ増加した。しかし、海外経済減速や急激な円高進行等により企業の設備投資動向が鈍化し、半導体製造装置や精密機械等の産業機器向けの制御ソフト開発は減少した。
その結果、受注高は29億69百万円（同▲12.1%減）となり、売上高は30億91百万円（同▲9.4%減）となった。

3、医療・公益ソリューション事業は、医療機関向けソリューションサービスは、ジェネリック医薬品利用促進サービス等の受注もあり前年度並みの水準で推移し、自治体向け情報通信基盤構築は、前年度に比べ若干増加した。
その結果、受注高は12億78百万円（同13.3%増）となり、売上高は13億13百万円（同15.9%増）となったとしている。