小松ウォール工業/3月決算 減収増益 黒字転換
パーティション製造の同社は、間仕切業界は、設備投資意欲の改善は鈍く、東日本大震災関連の復旧工事等で一時的な回復は見られるものの、依然として厳しい経営環境が継続している。
このようななか、東日本大震災の復旧関連工事を最優先に対応するとともに、従来から
の設計指定活動に加え、新規優良顧客の開拓、休眠顧客の掘り起こし、小口物件の受注増大に努めた。また、前事業年度に利益計上できなかったことを教訓に、 生産体制の見直しや全社を挙げて原価低減に努め、個別工事案件毎に適正な利益率の確保を念頭において受注活動を行ってきた。
官公庁向けは、事務所、工場においては堅調に伸びたが、公共事業の削減の影響は大きく、学校や病院への売上高は減少している。また、民間向けでは学校への売上高が伸び悩んだが、事務所、福祉施設においての需要は回復し、売上高は増加した。
これらの結果、売上高は前事業年度比▲3.8%減少の246億44百万円となった。
利益面は、生産体制の見直しや全社を挙げて原価低減活動に取り組んだ結果、売上総利益率が前事業年度比7.5ポイントと大幅に改善した。
品目別では、前期と比較すると、主要品目である可動間仕切は、受注高、売上高、受注残高ともに好調に推移した。また、移動間仕切も堅調に推移しており、固定間仕切、トイレブースについては、売上高は減少となったが、受注残高では増加したとしている。
官需は今後とも厳しいと思われるが、民需の掘り起しが奏功しているようだ。
非連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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09年3月期(連)
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26,227
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984
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1,040
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522
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10年3月期(連)
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24,603
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40
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222
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-40
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11年3月期(非連結)
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25,605
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-522
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-435
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-30
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12年3月期(非連結)
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24,644
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1,236
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1,268
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652
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前期比
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96.2%
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13年3月期予想
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26,000
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1,600
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1,750
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950
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13年期予想/12年期比
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105.5%
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129.4%
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138.0%
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145.7%
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