自民党議員（谷川弥一・金子原二郎）のための百条委員会 ②

ジャガイモのようなカボチャを諫早湾干拓地で栽培させていた疑いが浮上している谷川弥一国会議員(谷川建設会長）

【小林委員】あなた、自分の議事録を読んだ方がいいぞ。そうやって山口さんと会話をされて、タマネギとか、そういうものをほしいとか。タマネギで思い出したかい。そういう会話をやっているだろう。タマネギ、カボチャじゃなくしてタマネギだ、今回は。そういうような話の中で、あなたはそんな会話をしているんじゃないか。大事な話だぞ、そこは。【東証人】ですから、その点は、山口代表にお会いするために行ったんではなしに、たまたま行った時に、いろいろ会話の中で、加工所をつくることになったんでタマネギがほしいみたいなことがありましたので、じゃ、干拓でいっぱいタマネギとれますよみたいな話をしたということであります。

【小林委員】だから、あなたはね、そこでＴ・Ｇ・Ｆの諫干入植の問題を、やっぱりそこで語っているんことは間違いないわけだよ。それは事実でしょうが、今言ったように。タマネギという形の中で、諫干の入植、諫干についての話を持ち出してるわけだよ。そこでね、山口参考人、Ｔ・Ｇ・Ｆの谷川イサオさんとか、小柳険一さんとか、あなたのところに訪ねてきて、いろいろお願いをされたんではないかと思いますが、その辺のことを具体的に教えてください。【山口参考人】Ｔ・Ｇ・Ｆからは、大村に入植をされる際に、オリーブとブルベリーの栽培をしたいということで、地域の方から、同じ農業者としてなられるからというふうなことで、話を聞いてくれないかというふうな話がございまして、谷川イサオ氏、小柳氏と一緒に話をさせていただいた経過が御座います。そのような中で、特別にそれを指導してくれとかということでは全く御座いませんで、こういうふうにしてやりますというようなことで話を頂きました。

ミスター百条委員会、小林かつとし県議

【小林委員】山口参考人、私があなたから聞いた話とちょっと違いますね。あなたは協力要請を受けたんじゃないんですか。しかし、あなたは断られたということが、これは西日本新聞の取材でも明らかになっているし、私はあなたから耳にたこができるぐらい確認し聞いているんだけども。そういうような形のちゃんとし資料がありますよ。だからね、そういうようなことで、谷川イサオさんと小柳険一さん、谷川イサオさんは谷川弥一さんの秘書、当事。小柳さんは、まさに谷川弥一さんが一番信頼する金庫番。こういう２人があなたのところに来て、いろいろこの要請をされたと思うんだよ。こういうような状況の中で、あなたの方に具体的に、ただそうやってね、なんかこうやってやりますから見たいな挨拶じゃなかったと思うんだよ。具体的に要請もあったけども、いわゆる農業をやったことがないところについては協力はできないということをはっきり言われたんじゃないんですか。どうですか。【山口参考人】オリーブとブルベリーということで、オリーブ等につきましては私どもも実際全くやった経験もございませんし、アドバイスは当然できないわけで御座いまして、そういったことで、その場では谷川さん、小柳さんと、何のためにやられるんですかというふうな話はさせていただきました。地域の老人の雇用の場として考えているというような話は頂いたと思います。

[ 2012年4月20日 ]