アイコン ルネサスに愛の手が 1,000億円支援

業績が悪化している半導体大手ルネサスエレクトロニクスに対し、主要株主のNECと日立製作所、三菱電機の3社が、金融支援する方向で最終調整に入った。三菱東京UFJ銀行など4行ととともに計1000億円を融資する。

官民の政策会社であったDRAM製造のエルピーダは、国の資金まで投入していたものの、世界的な電子部品不況により経営が窮地に陥った。しかし、愛の手は差し伸べられず経営破綻、米マイクロンが手中に納め、日本の半導体船隊は総崩れ状態になった。時間も経たずして、今度はルネサスが経営を悪化させ、株主に支援を要請していたが、冷たい視線にさらされ、また破綻かと思われていた。

 本日の株価は、昨日の316円から、始値が372円と吹っ飛び381円まで上昇したものの、材料出し尽くし感からか、週末の手仕舞いからか、大量の売りが出て棒下げ状態となり、午前11時現在327円前後で推移、殆ど化かし合いのマネーゲーム。
 

[ 2012年6月15日 ]
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