ネット投票№1のゆるキャラ「くまモン」中国で「偽くまモン」販売
昨年ネットの「ゆるキャラグランプリ」で全国1位となった熊本県のキャラクター「くまモン」のキーホルダーが、無許可で中国・上海で販売されていることがわかり、熊本県は、海外での商標登録を進めることにした。
上海で販売されているのが見つかったのは、「くまモン」がバンザイしたり座ったりしたりしている姿のキーホルダー3種類で、日本円で1個およそ100円(中国ではかなり高い)で売られているという。このうち、2種類は黒色のくまモンの体が白色になっているという。
「くまモン」の著作権を持つ熊本県は、商品を製造・販売する業者に対しデザインや使いみちについて事前に報告させた上で、くまモンの使用許可を出しているが、上海のキーホルダーにはいずれも「許諾番号」の記載はない、日本国内では著作権侵害にあたる。
熊本県は、「くまモン」のイメージダウンにもなりかねず、海外での商標登録を進める方針。
[ 2012年6月 8日 ]
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