アイコン 宮崎県の綾町がユネスコ「エコパーク」に認定される 国内5ヶ所目

ユネスコ「エコパーク」国内で最大級の照葉樹林を保全する取り組みを進めている綾町を中心とした地域が、世界的に貴重な自然と人間との共生を目指すユネスコの「エコパーク」に登録された。
国内での登録は32年ぶり。

ユネスコの「エコパーク」は、生態系を守りながら人間社会との共生を目指すもので、国内では昭和55年に「屋久島」や「志賀高原」など4ヶ所が登録され、世界では去年7月時点で、580の地域が登録されている。
今回、国内で最大級とされる手つかずの照葉樹林を生かした町づくりを進めている綾町では、一昨年から「エコパーク」の登録に向けた活動を本格化させ、申請窓口になる日本ユネスコ国内委員会が去年、綾町を中心に近隣の西都市や小林市など5市町村にまたがる地域をユネスコに推薦していた。

パリで開催されているユネスコの国際会議で日本時間11日夜、文科省の担当からユネスコの「エコパーク」に登録されたという電話連絡を受けた。
綾町では町内に登録を知らせる看板が設置されたようだが、残念ながら、綾町のHPには「エコパーク」に登録の報がまだ掲載されていない。田舎特有の時間軸であろう。
これを機に、自然と調和させながら、観光産業を如何に育て上げるかが今後の町の課題となる。まずは、おめでとう。
綾町で有名なのは綾杉、過ぎの高級材を産出し、台湾へも輸出している。
 

[ 2012年7月12日 ]
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